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細菌やウイルスを洗い流そう

     「手洗い」チェック!5つのポイント

今日コロナウイルス感染が流行しており、手洗いや咳エチケットに高い関心が集まり、多くの方々が実践をされていると思います。

これから冬の時期、インフルエンザウイルスやノロウイルス等の流行が起こりやすくなりますので、手洗いの重要性について見直したいと思います。

目に見えない細菌やウイルスは人の手を介して拡散していくことが多いと言われています。家庭でできる効果的な「手洗い」について、そのポイントをおさらいし、細菌やウイルスをしっかり洗い流しましょう。

  1. 「手洗いのタイミング」
    一般的に「手洗い」が大切ということはよく知られていますが、どのようなタイミングで手洗いするとよいでしょうか?

    ●必須!いつものタイミング
       ・外から帰宅した後
       ・トイレの後
       ・外調理・食事やおやつの前

    ●こんな時にも
       ・手すり・ドアノブなど、多くの人が触る場所を触った後
       ・咳・くしゃみ、鼻をかんだ後
       ・介護・介助の前後

    ●他にも
       ・生肉、魚介、生卵を触った後
       ・掃除や洗濯の後
       ・ガーデニングや土いじり
       ・オムツ交換の前後
       ・動物を触った後

  2. 石けんやハンドソープを使って洗おう!
       「手洗い」は、石けんやハンドソープを使用し、流水で洗うことが基本です。
       石けんやハンドソープには、汚れを落とすための主成分として、界面活性剤が含まれています。
       そのため、水だけで洗うよりも、石けんやハンドソープを使用する方が効果的に、皮脂や汚れと共に手に付着した細菌やウイルスを洗い流して落とします。
       ためた水は、一度落ちた汚れがまた皮膚に付く可能性があります。必ず流水ですすぎましょう。

  3. 「手洗い」のポイント
    1) 流水で手をぬらしてから、よく泡立てる。
         石けんやハンドソープはよく泡立てないと、洗浄成分が汚れにうまくなじまず、汚れが残りやすくなります。
         泡タイプのハンドソープは、手の隅々まで泡が届きやすく、小さな子どもからシニアまで、汚れをしっかり落とし洗いやすいのでおすすめです。
    2) 汚れが残りやすい部分を意識して洗う。
         手の甲、指先や爪の間、指の間、親指、手首など。

       
          花王株式社Webサイトより引用

    3) 流水でよくそそぐ。
         ためた水は、一度落ちた汚れがまた皮膚に付く可能性があります。必ず流水ですすぎましょう。
    4) きれいなハンカチやタオルで拭く。
         ぬれたままのタオルは雑菌が増えやすいので要注意です。こまめに交換しましょう。使い捨てのペーパータオルなどの利用もおすすめです。

  4. すみずみまで洗える「手洗い」の方法
    6つのステップを30秒以上かけて洗いましょう。

       
          花王株式社Webサイトより引用

  5. ハンドケアも忘れずに!
       手を洗う頻度が増えると、手はカサカサになったり、ひび・あかぎれができたり、手荒れしやすくなります。手荒れは肌のうるおいが奪われてバリア機能が低下することで起こります。手荒れが起こる前にハンドケアすることが大切です。
       仕事に家事、育児や介護などで、毎日忙しく働く手こそ、手を洗った後のタイミングで水分をしっかり拭き取りハンドケアをしましょう。

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