病気になった時の対策 ~シックディ・ルール~
シックディとは
- 風邪やインフルエンザなどの為、発熱や嘔吐・下痢で食事ができないなど体調の悪い日をシックディといいます。
- 血糖コントロールが乱れるので、早めの対処が必要です。
- 病気のときは、ストレスホルモンの分泌やインスリン作用の低下などにより、血糖値が高くなりやすくなります。
- 逆に食事がとれず、低血糖になる可能性もあります。
シックディの対応
- 温かくして、安静にする。
・この基本的な対応で効果があります。
・体力の消耗を防ぎ、回復が早まります。 - 食事・ミネラルをとる。
・熱発や嘔吐、下痢があれば脱水になるので予防しましょう。
・症状も悪化しにくくなります。 - 早めに病院に連絡・受診する。
・嘔吐や下痢で食事が全くとれないとき
・激しい腹痛のとき
・38度以上の発熱が続くとき - 症状などをこまめにチェックする。
・自覚症状、体温、脈拍、血圧、血糖値、食事・水分摂取量を把握する。
・こまめなチェックがあると、医師も適切な指示が出せます。
シックディの時のお薬をどうするのかは、普段から医師と相談して
決めておきましょう。
次回の糖尿病教室はリハビリ課による「転ばないための身体つくり」です。
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